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2010年 11月 17日
ジャングルの朝、鏡のような水面を静かに移動する。
まだ太陽が十分に昇りきらない時間に、三日月湖(Oxbow Lake)へ出かける。 ここにしかいない生き物たち、朝にしか会えない仲間たちを探すのだ。 アマゾンのジャングルで是非とも出会いたい仲間、オオカワウソ。 でも、彼らにそう簡単に出会えるわけではない。音を立てず、声を出さずに、カタマラン・ボート(双胴船)は静かに進む。途中、数々の鳥の仲間たちを見つける。近距離に沢山の鳥たちがいるので、写真撮影には余念がない。けれど、皆、オオカワウソに出会えることを密かに期待している。 ジャイアント・オッターとも呼ばれるオオカワウソは、南米に生息するネコ目イタチ科カワウソ亜科オオカワウソ属(Carnivora Mustelidae Lutrinae Pteronura)の仲間。学名は、Pteronura brasiliensis。オオカワウソ属に属するのは1種だけ、このオオカワウソしかいない。ジャイアントと呼ばれるだけに、その体長は1.5m~1.8m。イタチ科の中では、多分一番大きい。 長く幅広い扁平の尻尾を持ち、足には水かきを持っているだけに、オオカワウソは、水陸両用。水の中にいる時間も長いが、基本は陸に住んでいるらしい。他のカワウソとは異なり、家族で一緒に暮らしているのがオオカワウソ。通常、7~8頭の子連れで移動しているが、しっかりとテリトリーを守って暮らすため、1つの三日月湖には、1家族しか暮らしていないそうだ。その彼らが、毎朝、家族で連れ立ち、魚や蟹の朝ごはんを探しに、湖にやって来るのだ。 マヌ国立公園内では、三日月湖でカタマラン・ボートに乗るのも予約制。1時間限定。その間にオオカワウソに出会えるかは、運次第。 陽も昇り、沢山の鳥たちの写真も撮り疲れた頃、ラッキーにもオオカワウソのファミリーがやってきた。体を上下にくねらせ泳ぐようで、遠くからみると、いくつかの丸い背中がリズムを打つように時々水面に現れる。 別の三日月湖で、昨年出会ったファミリーは7頭だったが、今年出会ったファミリーは、10頭くらいいただろうか。小さい子供たちは、お母さんが取ってくる餌を待っていた。オオカワウソ達は、しばし魚でブレックファスト。あまり近づくことはできないけれど、多少遠目から随分と長い間彼らの朝食風景を眺めることができた。魚で満腹になったファミリーは、お母さんを筆頭に次から次へと陸へ上がっていった。 オオカワウソは、1999年にレッドリスト(絶滅の恐れのある動植物のリスト)で、絶滅危惧種に認定されている。オオカワウソは、そのベルベットのような輝きを持つ毛のために、1950年代、60年代に乱獲され、その生息数が激減した。ワシントン条約では、オオカワウソ、そして、そのいかなる部分の売買が禁止されている。しかし、今だに密猟が行われているとのこと。 森林伐採やオオカワウソの餌となる魚の漁、そして、ツーリズムも、オオカワウソ生息環境にダメージを与えてしまっている。 可愛いオオカワウソの親子たち。絶滅させてしまってはいけない。 Early in the morning, we went to a Oxbow Lake to see a family of Giant otter, Pteronura brasiliensis. Giant otter is supposed to be the biggest species among Mustalidae and distributed only in South America. Every morning, the family comes down the lake to enjoy their breakfast, fish! We saw a mother feeding her small kids. Giant otter is listed on the Red List as Endangered since 1999. Its velvet-like fur led to too much hunting in '50s and '60s, which resulted in sharp drop of its population. Although it is regulated under Washington Treaty (CITES), poarching remains a problem. Logging, fishing and tourism are also the causes of damaging their habitat.
by Amazon_Peru
| 2010-11-17 12:11
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